【迷子猫の探し方1】猫を迷子にして3ヶ月、発見まで自分たちのしたこと

初めまして、ハルと申します。
最初の一週間が肝心です。
迷子の猫さん犬さん、小鳥さんや他のペットさんも
みんな1日でも早くお家に帰れるように願っています

初めまして、ハルと申します。
このページを見ていただいている方には、
今、猫さんを迷子にして切実に捜索している方もいらっしゃると思います。
自分が「猫を発見した」経験を知りたくて、検索していたこともあったので
自分たちの経験でしかありませんが、少しでも猫の捜索の参考になればと記しました。
迷子の猫探しは、
その猫さんの性格、状況、地域性において
何が一番良い方法かは、違うと思います
また「これが正解」というのもないと思います
あくまでも参考としてご覧いただければと思います。
そして、
私の場合、初動が遅いです!
そのため、発見までに時間がかかってしまったのだと思います。
最終的に発見こそ出来ましたが、初動は悪い例になるかと…
失敗した経験からもお伝えしたいのが、
『猫を迷子にしたら早めに行動してください!』最初の一週間が肝心です。
<猫がいなくなった状況>
引越しをすることになり、飼い猫も一緒に移動。
今まで「室外に出る猫」でしたが、引越し先では室内飼いにする予定でした。
今まで「室外に出る猫」でしたが、引越し先では室内飼いにする予定でした。
私のミス(安易に外に出す)で、連れてきて4日目で迷子にしてしまいました。
猫の名前は「シロ」3歳、オス(去勢済)、5.5キロの大きめな白猫
野良猫が生んだ猫を保護し飼いました、引っ越し前は室外に出る猫(なので外の生活をしたことがある猫)
以下、効果があったこともなかったことも含めて
時系列で具体的にしたことを書きました。
<具体的にしたこと>
*迷子にした初日からしたこと*
・近所を探す(主に夜、早朝、半径150メートルくらい)
・玄関の周りに置きエサをする
・猫砂、本猫の匂いのするものを庭に置いてみる
*迷子にした日〜3日*
・ご近所さんへ挨拶回りを兼ねて、迷子猫のチラシ(手作り、家でプリント)を配る
・お店で貼ってくれるところにお願いする(コンビニとかドラッグストアとか)
・迷子猫チラシ専用の携帯電話を契約する
<初日からしたことは継続中>
*迷子にした日〜7日*
・ネットで検索した「猫探偵で有名な方」に電話する、アドバイスをいただく
(残念ながら、捜索は依頼できませんでした)
・チラシを作り直す、ネット印刷に発注して300枚注文する
・動物愛護センター、保健所、警察、市の清掃局に連絡する
・地域の猫保護団体、地域猫ボランティア団体に相談協力をお願いする。
・地域の猫保護団体、地域猫ボランティア団体に相談協力をお願いする。
・置きエサにカメラを仕掛けてみる(結果、他の猫ばかりということが判明)
<初日からしたことで、置きエサはやめカメラだけ置いてみる。近所の捜索、猫砂は継続中>
*迷子にした日〜10日*
・半径150メートルくらいのお宅にポスティング約300軒(早朝の捜索をしながら)
・自治会の掲示板とか、目立つところ、お店にお願いしてにチラシを貼る
(電柱や他人の塀などは条例違反や違法行為になったりします。
ご近所の様子を見て自己責任でお願いします)
(電柱や他人の塀などは条例違反や違法行為になったりします。
ご近所の様子を見て自己責任でお願いします)
・歩いてる方には声がけしてチラシを配る
<近所の捜索、猫砂、カメラは継続中>
*迷子にした日〜13日*
・近所へのポスティングの結果が出ず、依頼が可能な「ペット探偵」に依頼する。
<近所の捜索、猫砂、カメラは継続中>
*迷子にした日〜16日〜18日*
・「ペット探偵」の捜索とポスティング(半径250〜300メートル)
<近所の捜索、猫砂、カメラは継続中>
*迷子にした日〜22日*
・「ペット探偵」の結果が出ず、「広範囲を探してみては」と言われ
新聞の折り込みチラシを検討するため、新聞販売店に行く。
チラシを入れる部数などを決め「効果があると思われる曜日」を聞いて
その日に間に合う様ににチラシをネット印刷に発注する。
<近所の捜索、猫砂、カメラは継続中>
*迷子にした日〜27日*
・物理的に(大きな川や線路など)ここから先には行かないのでは?
と思われるエリア内全域に新聞の折り込みチラシを入れる(6,300部)
・新聞の折り込みチラシからの目撃情報は1件もナシ
・新聞の折り込みチラシからの目撃情報は1件もナシ
<この頃から、近所の捜索をやめる>
*迷子にした日〜28日*
・新聞配達員の方から、配達中に似た猫を見たと目撃情報が入る(1キロ以上離れた場所)
公園の近くだったため、夜中〜早朝に公園に捕獲器を置き車の中から見張る
それを三晩やって、似た猫を何度か見て違うと判定
*迷子にした日〜30日*
・それまで、猫探しは近所の問題だと思って、ネットでの捜索は手をつけていませんでした
(地域の動物保護団体さんのSNSなどでは情報を募っていました)
この頃、広範囲の可能性も考えて迷子猫探しの掲示板などに登録、
Twitterもアカウントを作って情報拡散する
Twitterもアカウントを作って情報拡散する
*迷子にした日〜30〜50日*
この時期が、一番きつかったです。
・タウン誌は一社だけOKが出たので掲載してもらう、が情報はナシ
・範囲を広げながらお店へのチラシ貼りのお願い、外でのチラシ貼り
・歩いてる方には声がけしてチラシを配る
・週末は「シロのいそうな場所(情報がないから予想でしかない)」を捜索
・一度、白い猫の情報をいただくも違う猫と判明。
この時期、何も情報は出なかったけど、
周辺にはこの時期の動きで「白猫が迷子」っていうのが広まったと思います。
*迷子にした日〜51日*
・突然の協力者現る!私が仕事で出来ない時間に捜索をしてくれたり、仲間と情報集めて動いてくれたり!何かあればフットワークが軽く、すぐ報告してくれて神かと思う(笑)
何より、諦めかけてた頃に行動して励ましてくれて、精神的に助けられました!
そして、最後まで協力してくださり、今も大切な友人になりました。
*迷子にした日〜60日*
・アニマルコミュニケーターに相談する。
これは、後日詳細を書きますが「迷子猫探し」には、直接の効果はないと思います。
猫のいる場所は分からないと言っていいと思う。
ただ、何かのきっかけにはなるかも「自分はこういうことをしていなかった」とか
「今度はこういうことをしてみよう」とか、気づき?みたいなものを引き出されるかも?
何を言われても捜索を続けられるメンタルがあれば、アニマルコミュニケーターに相談するのも否定はしません。
*迷子にした日〜62日*
・もう一度、近所から念入りにチラシをポスティングして行く
ポスティングも慣れてきたので、最初の頃には入れることのできなかったポストも
難なく全部入れられる様になる(笑)
*迷子にした日〜68〜75日*
念入りポスティングのおかげかタイミングか?約300メートル先で目撃情報をもらう
・周辺で捜索するも見つからず、目撃場所の家に捕獲器を置かせていただく。
翌朝、似た猫ちゃんが入っていました。
*迷子にした日〜75日*
・自分たちだけで念入りにポスティング(この時点で半径500メートル程、約3,000世帯には配布済み)
それ以上、広範囲に配布するには時間がかかると算段し、地元のポスティング業者に相談し見積もりをもらい依頼する。
それ以上、広範囲に配布するには時間がかかると算段し、地元のポスティング業者に相談し見積もりをもらい依頼する。
・チラシも配布数(13,000枚)を発注する。
(ただ、年末年始にかかってしまい、配布は年始の次の週(半月後)が効果的だと思うと言われる。それで契約しました)
*迷子にした日〜79〜86日*
・別の方向300メートルくらいの場所から情報をもらい
年末年始でしたが、敷地の方の協力もあり捕獲器を置かせてもらう
年明けに違う白猫ちゃんが入ってました。
・情報があったことから、この周辺にさらにチラシを貼ったりポスティングしていました。
その為、白猫を見たという情報を何件もいただきました(違う白猫ちゃんですが)
写真を撮ってくださったり、寒い中場所を伝えるために出てきてくださったり
ありがたかったです。
*迷子にした日〜89日*
ポスティングの業者から「チラシを入れる日を1週間早めてもいいかもしれない」という連絡が入る
(例年、年始明けは大量のチラシが入るから翌週がいいと言われていたが、他のチラシが入らなかったらしい)チラシは業者に納品済みでした
ならば、とお願いする。本当にこのタイミングで良かった!と後々思う。
*迷子にした日〜91日*
ポスティング配布開始。水〜金曜日の3日間かけて配り切るという契約でしたが
初日夜から、複数の情報が入る!最初は場所の候補がいくつもありましたが
今までの経験から「違う白猫」がいる場所も知っていたので
最終的に、とある1キロ先の場所だと見当をつける
土曜日のお昼、見当をつけた地域から「今、芝生のところにいる猫がそうだと思う」と連絡が入り
やっぱり、この場所だ!と確信して場所を絞る。
3連休の初日でもあったので、そこから夫婦で交代しながらほぼ現場にいました。
また、不審がられないように自転車にチラシを貼ったり、歩いている方にはチラシを見せながら「ここにいるという情報があったので」と話しました。
皆さん「このチラシが入っていたのは知っている」という感じで温かかったです。
*迷子にした日〜95日*
日曜日の夕方、家に戻らなければいけない予定があり、二人で家に戻ったらすぐに電話が相次いで入る
「今、白い猫います!」と何本も!
慌てて車で駆けつける
本当にいた

やっとシロチャンに会えた




やっとシロチャンに会えた



もう、なんかよく分からない状況(笑)でしたが、
無事保護


割とすんなり保護できたのは、シロが私たちを覚えていてくれた
からでした。


ということで、
うちのシロチャンが見つかった要因は『業者による広範囲へのポスティング(13,000世帯)』になります。(それ以前に自分達で配布した3,000世帯も含めると16,000世帯数の地域)
ですが、それまでにしたことで無駄だったことは無かったと思っています。
もし、いなくなってすぐに『広範囲ポスティング』をしたとしても
迷子になったばかりの猫は隠れて人目に触れなかったでしょうし、
その他の白猫目撃情報に振り回されて、見つけることが難しくなる可能性の方が高かったと思います。
やはり
迷子猫はまず近所から探す。というのは第一のマニュアルだと思います。
1、飼い主が探す(冷静に)
2、すぐ、近所に知らせる(チラシや訪問、ポスターを貼るなど)
3、見つけても声を上げない。追いかけない。
どこの迷子猫探しの情報も、上記について詳しく書いてあるのは
それが大切だからだと、経験から思います。
最初の1週間、猫は隠れて姿を見せないかもしれませんが
この時期に集中して探すべきでした。
もしも、すでに猫が近くにいなかったとしても、
近所をここまで探して、周知しても出てこなかったのだからと
確信を持って次の範囲に進めると思います。
(ただ、猫は移動しますからそこも考えたほうがいいけど)
また、私が猫を迷子にさせてしまった状況は
前の場所で「猫を外に出して飼っていた」為、
「猫の完全室内飼い」の意識が低すぎて安易に外に出してしまった事です。
猫は外に出て生活したいものだと思っていました。
ですが、シロが戻って思うことは
また、私が猫を迷子にさせてしまった状況は
前の場所で「猫を外に出して飼っていた」為、
「猫の完全室内飼い」の意識が低すぎて安易に外に出してしまった事です。
猫は外に出て生活したいものだと思っていました。
ですが、シロが戻って思うことは
猫は「安全」と「ご飯」と「愛情」があれば、
満足して日々過ごしていることも知りました
今では、猫の室内飼いの安全性と猫の満足度は一致する事が分かります。
満足して日々過ごしていることも知りました
今では、猫の室内飼いの安全性と猫の満足度は一致する事が分かります。
どの猫ちゃんも「ナワバリに戻りたい=安心できるお家と家族の元に帰りたい」と思っていると思います。
オレのナワバリが一番安心していられるニャ
オレのナワバリが一番安心していられるニャ
今も迷子の猫ちゃん、ワンちゃんや鳥さんが迷子になっているかと思うと
早くお家に帰してあげたいし
飼い主さんの気持ちを思うと、胸が苦しくなります。
飼い主さんも「うちのコ」を心配して、
ついつい無理をして動いてしまうかと思いますが
ついつい無理をして動いてしまうかと思いますが
長期迷子さんになる程「体力勝負」だったりもするので
「うちのコ」の為にもしっかり食べて、寝て、体調管理をして
突然の目撃情報!に、すぐに飛び出せる体でいてくださいね




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